至福のひとときだけど、いっそ清々しい程に涙した夏目友人帳 第8話。
あぁ、至福。
銘酒“猫ごろし”を飲むニャンコ先生・・・。
『飼い主とペットの関係だ』だの『ちぢれ麺はどうだ?』だの
単なる酔っぱらいじゃねェか!
ともあれ、沼で独り佇む男性と彼に寄り添う妖に出会った夏目。
『地味にマブしい』妖は、地元の言い伝えに残る蛍の末裔。
『おい、起きろ』と寝てる夏目に声をかけるクセに優しい手を持つ妖。
下級だから名を持たない彼女につけた名前は
夢で聞こえた『・・・キヨ』。
『妖怪が見えなくなる。そんなこともあるのか』
キヨが寄り添っていた男性は、その昔妖が“見える”人だったとか。
でも今は“見えない”。気になる夏目は沼へ向かうも
・・・ナニ、この巨顔!
そら〜『危ない!』と思いますわな。丸呑みされそう(汗)
こんな切欠でもないと話しかけられなかったろうからな〜と考えると
ナイス巨顔というトコロか。
でもやっぱり“見えてない”ようです。
確かに何かを待ってるっぽい風情なんだけどなぁ・・・。
彼の名前は章史。妖が見えてた頃は、やはりつまはじきにされてたのか。
『人間に興味がある』キヨと『俺は妖なんかに興味はない』な章史。
こンのツンデレめっ(笑)!!
話すうち、触れ合ううちに芽生えたのは“愛情”。
それなのに。
章史は、ある日突然妖が見えなくなってしまう。
『お前もいつの日か見えなくなるだろうか』←既に涙目
キヨは“蛍”と呼ばれていたのか。
姿が見えなくなっても毎日沼を訪れる章史と、寄り添うキヨ。哀しい構図。
『今となっては何もかも夢のようだ』
『辛いかい?・・・僕は辛かったよ』
『言えなかったけど愛していたんだ』
『式をあげたらもうここへはこない』
この時の章史は寂しそうに見えつつも、どこか前向きな印象でした。
だからこそ話を聞いていたキヨは
『良かった・・・大切な人を見つけたんだな。
あの人はもう独りではないんだな』と言えたんだろう。強がりでも。
ただ2人とも完璧にフッ切れたわけでは無かろう。
流れ込んできたのは“見えなくなった”当初のキヨの記憶。
『蛍?見えない、何処に居るんだ、出て来てくれ!!』
目の前に居るのに!(涙)
会話も触れ合うことも出来ないのに繰り返される日々。
『出て来てくれ!・・・俺のこと、嫌いになったのか?』
『・・きよ・・・好きよ・・・好き』
夏目の夢はこのシーンだったのか!!←滝涙
独りぼっちだった章史が結婚して“独りじゃなくなる”。
『私が居なくてももうあの人は笑ってくれる』
だから
『虫の姿でもいい。ただ一目、あの人にあいたい』
妖が一度虫の姿になったら、虫の寿命で死ぬという。
それでも“会いたい”という気持ちを選んだキヨ。
巨顔は蛍を食うと聞き、慌てて駆け出す夏目。
彼の中で「何かをしてあげたい」と思う気持ちは日々大きくなっているのだな。
同時に「何もできない」という無力感も味わっているようだが。
それでも諦めない夏目だからニャンコ先生も放っておけないんだろう。
『きれいだ。まるで・・・』
『あの人は分かるだろうか。あの人にだけは』
いつか自分も妖が見えなくなる日が来るのかもしれない。
その思いを見透かしたかのようなニャンコ先生の発言も
返す夏目の発言も、不器用だけど確かな優しさがあって
哀しいやら癒されるやらです(汗)
章史の声にしてはちょっと若いかな?と思わなくもないけど
冒頭の通り大好きな声優さんが大好きなエピソードを演じて下さるというのは
ありそうでなかなか無いので・・・ウレシかった。
次回『あやかし祓い』
遂に名取が登場か!・・・妖気じゃなく陽気ね(笑)
ともあれ名取と夏目の不器用コンビの図、ってのも好きですよ。
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